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特許行政年次報告書2025年版

2025年7月、「特許行政年次報告書2025年版」が公表されました。この報告書は、知的財産をめぐる国内外の動向と特許庁の取り組みをまとめたものです。ここでは、特許出願・審査請求の推移及び特許審査の現状についてポイントを抜粋してご紹介します。

1.特許出願件数
 日本国特許庁への特許出願件数は、2024年は前年から6,722件増の306,855件となり、増加に転じました。

2.特許出願審査請求件数
 審査請求件数は横ばいで推移しており、2024年は228,456件でした。

3. 審査の迅速化
 特許庁は、2024年度以降の目標として、10年後の2033年度においても特許の「権利化までの期間」(標準審査期間)を平均14か月以内にするという目標を設定しています。そして、2024年度は13.0か月を達成しており、目標を上回る迅速な審査を実現しています。さらに、一次審査通知までの期間(FA期間)も9.1か月と、迅速な対応が図られています。

詳細な情報につきましては、「特許行政年次報告書 2025 年版 」が特許庁ホームページから御覧いただけます。