– 商標登録出願の流れ –
出願がなされた後に商標審査官による審査が行われ、審査を通過したもの(登録できない理由がなかったもの)のみが商標登録を受けることができます。
また、原則として出願日から2、3週間程度経過後、出願内容が一般に公開されます(出願公開)。
出願から商標権取得までの流れ
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– 商標について –
私たちは、商品を買ったりサービスを利用するとき、企業のマークや商品・サービスのネーミングである「商標」つまりトレードマーク を一つの目印として選んでいます。
一方、事業者は営業努力によってよりよい商品やサービスを提供し消費者からの信用を積み重ねることによって商標に「信頼がおける」 「安心して買える」といったブランドイメージをつけていきます。
商標は、「静かなセールスマン」と表現されることもあり、商品やサービスの顔として重要な役割を担っています。
このような、商品やサービスに付ける「マーク」や「ネーミング」を財産として守るのが「商標権」です。
商標は、使用する商品やサービスとの組合せで一つの権利として登録され、登録された商標をまねてほかの業者が使用することは禁じられています。
商標には、文字商標、図形商標、立体商標及びこれらの結合商標などのタイプがありますが、新たに、「動き商標」、「ホログラム商標」、「色彩のみからなる商標」、「音商標」、「位置商標」の5タイプの商標が導入されました。
– 事前調査 –
他人によって同一又は類似の商標(かつ同一又は類似の指定商品又は指定役務)が先に登録されている場合には、登録を受 けることができません。また、登録できないだけでなく、これを無断で使用すると商標権の侵害となる可能性があります。そのため、商標を出願・使用する際には、事前に出願・登録状況を調査することが大切です。
商標の出願・登録情報は、独立行政法人工業所有権情報・研修館が提供する
特許情報プラットフォーム(J-PlatPat) で検索できます。
J-PlatPatを利用した商標検索方法
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